一般的には転職回数があまり増えてしまうとジョブホッパーなどと呼ばれてしまうようになって採用してもらうのが難しくなります。すぐに辞めてしまうかもしれないと懸念されてしまうのが原因ですが、看護師の場合にもやはり転職回数が多くなると良くないのでしょうか。
実は看護師の場合にはかなり転職回数が増えてしまっても採用してくれるケースが多くなっています。もともと看護師は不足気味なので積極採用をしている施設が多いのも理由です。それに加えて転職していることによって色々な症例を経験していて活躍してくれるのではないかと期待される面もあるため、現場によっては同じところでずっと働いていた看護師よりも優遇してくれることすらあります。このような背景があるため、看護師の転職回数は他の職種に比べるとかなり多めになっています。平均的には生涯で2回くらいの転職をすると言われているのが現状です。もちろん新卒で就職した勤務先に定年退職するまで所属し続けている看護師も大勢います。
しかし、転職回数が多い場合には5回以上にも上っているのが実態です。必ずしも前向きな気持ちで転職しているケースばかりではありませんが、スキルアップやキャリアアップを目指して転職している看護師も少なくありません。そのため、転職回数よりもなぜ転職したのかが重視される傾向が強くなっています。目的意識を持って転職していくのはきっとプラスに評価されると考えましょう。